2011年5月8日

40日目 中辺路3

40日目(2011.5.7)







朝9時過ぎ、わりとのんびり出発。
今日はわりと短めの行程だ。
山道に入る前、でかいカタツムリに遭遇した。
東京じゃなかなかお目にかかれなかった。
家の近所でそこらじゅうにカタツムリがいた札幌時代を思い出す。

カタツムリがいるということで当然地面が濡れている。
出発したときには既に雨が止んでいたのだが、如何せん湿気が高い。
雨上がりの山中は霧がかかったように高湿となり、かなりジメジメする。

例のごとく汗だくになりながら山を越え、宿泊地に到着。

近露王子の近く、「民宿 なかの」
一泊二食7000円

鮎などの魚料理がうまい。
夕食のメニューには赤身の刺身があった。
馬肉かと思って尋ねると、なんと鹿の刺身だという。
癖がなくて食べやすかった。
脂の少ない馬刺しのような感じだ。

オーナーは以前は林業でチェーンソーを振り回していたそうだが、身を案じて転身したそうだ。
もともと釣り目的の客をターゲットに開業したそうだが、最近は古道歩きの客も多いという。
6~8月には鮎釣りのガイドもしており、釣った鮎を炉辺で焼いて食べれる。
釣好きにはたまらないのだろう、プロの釣り名人の色紙が数枚あった。

聞くところによると紀伊半島でも津波の被害は凄かったらしい。
養殖業が壊滅的な被害を受けたんだとか。
全然知らなかった・・・。

翌日には中辺路も終わりだ。
この道のりはガチで登山だった。
名古屋でトレッキングシューズを買っておいたことを本当によかったと思う。


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