2011年5月8日

41日目 中辺路4(ラスト)

41日目(2011.5.8)

今日の目的地は結構遠い。
朝食を6時半にしてもらい、7時過ぎには出発した。

今日も前半は山道だ。
パンフの高低差を参考にして
「よし、ここまでくれば残りは下りだな!」
とか思ったりするんだけど、そう甘くなかったりする。

地図には明記されていないだけで、最後までアップダウンが続いた。
例のごとく汗だく。

昼に休憩していると、熊野古道のガイドの女性におにぎりをもらった。
その一行のうちの一人は鹿児島から来ており、鹿児島のミネラルウォーターが休憩場に売っているということでそれを奢ってくれた。

ここから先は国道の周りの道が古道になっていたり、国道の一部が古道だったりする。
パンフに従うと田辺への到着が遅れてしまうため、古道と関係なく短いルートを選んだ。

そんなわけで17時過ぎには田辺へ到着した。
ひさびさの街だ。
この規模の市街地は伊勢以来ではないだろうか。


今日歩きながら考えていたことはRoAR普及の方法についてである。
起業を考えていた背景には、「RoARを事業化して収益を上げて見せることでその有用性を示そう」という思惑があった。
しかしNPOという概念を利用すれば、僕がそれをせずとも既存のIT企業や起業家がやってくれるかもしれない。
RoARの概念を普及させるためのNPO法人を設立し、情報発信をすれば、そうなるのではないか?
客観的にみるとたぶん劇甘な考え方ではあるが、そのほうが敷居は低く、つかみとしては悪くないのではないだろうか。
「RoARというアイデアを他人にゆだねる」というのは旅を始めた当初の方針だった。
ここにきて其処へ立ち返った。
しかし特定NPOには色々と条件がある。うーむ・・・。

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