紀伊御坊駅前の旅館あやめを出て、吉野家で朝食をとる。
今日は天気がすぐれない。
出発するときには雨はほとんど降っていなかったが、気温が高いので湿気がものすごく高い。
耐えかねて腕をまくる。
日焼けした手の甲と白い腕とのコントラストがくっきりだ。
紀伊山地の西側に出てからは山に登ることはもうないと思っていたが、そんなことはなかった。
紀伊内原から先の国道は歩道がなく、曲がりくねっていて視界も悪そうだ。
ということで紀伊路のパンフレットに従って古道を進むことに。
山道に行くまでに道を間違え、1時間以上をロスした。
徒歩で道を間違えると精神的に疲れる。
今日は高温多湿の中を歩いていたのでなおさらだ。
熊野古道最長という石畳のある山道を越えて湯浅に着く。
湯浅町の町役場に熊野古道のパンフを貰いに行ったが使えそうなパンフがなかった。
仕方ないのでグーグルマップに頼ることにした。
海沿いの曲がりくねった県道を進む。
大場祐輔氏もこの道を通ったのか。
と、思いをはせた。
有田市中心街の箕島駅前に着き、飯屋に入った。
宿が無いか聞いたがいい情報は得られなかった。
近くにビジネスホテルがあるが素泊まり5000円と割高感あり。
もう少し進んだ初島駅前の南村渡船が素泊まり3500円ということだ。
「旅行客はちょっと・・・」と渋られたが、なんとか泊めてもらえることに。
久々に日暮れ後に歩いて南村渡船に着いた。
運営している方の住まいとは別の建物だ。
今日は僕の貸切である!
43日目(2011.5.11)
歩行距離38Km(トータル1163Km)
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